オープンクリーンシステムKOACH(コーチ)のメリット

設置・作業がしやすく、しかも圧倒的低ランニングコスト!

メリット1囲わないから作業がしやすい

オープンクリーンシステムKOACH(コーチ)は、従来のクリーンベンチのように囲われていないので、対象物が確認しやすく、顕微鏡などはガラス越しではなく直接のぞけます。
さらに、今までのクリーンベンチでは難しかった対面作業も可能です。ある光学機器の企業では、検査工程でKOACH(コーチ)を対面で使用しており、検査時間が短くなったと大変喜ばれています。

画像:クリーンルームで顕微鏡を覗く男性

メリット2設置が簡単だから短工期で導入できる

シンプルな構造により設置が簡単。さらに可搬性が高いのでレイアウト変更や移設も可能。
フロアーコーチは、プッシュフード、ガイドスクリーン、衝突壁を組み合わせたシンプルな構造です。プッシュフードは前述のように簡単に拡大・縮小ができるため、「将来的にクリーンゾーンを拡張したい」、「別の場所に引越ししたい」という要望にも対応することが可能です。

メリット3スイッチを入れたらすぐに清浄空間ができる

スイッチを入れてから、わずか数分でISOクラス1のクリーンゾーンが形成できます。
KOACHは、清浄化された同一ベクトル集合流がプッシュフード間の中央で衝突し、垂直・水平方向へ押し出されることにより清浄空間を形成します。希釈して清浄化するのではなく、排出して清浄化するシステムなので清浄度形成するために長い時間を必要としません。
KOACHは、スイッチを入れてから、わずか数分でISOクラス1の環境が形成でき、作業を開始するまでの準備に時間を取られないため、準備運転に必要だったランニングコスト(電気代)も大幅に削減できます。

メリット4一旦汚れてもすぐにクリーンに戻る

微風速ながら力強い気流により、クリーンゾーン内部で発生した浮遊微粒子もすぐに排出。
コンタミナントを排出することでクリーンゾーンを形成するシステムであるKOACHは、一旦クリーンゾーン内部が汚れてしまっても、気流の力でコンタミナントを外部に排出し、清浄度を速やかに回復することができます。
このため、内部に何も装置がない場合や、あっても使用してない状態の清浄度ばかりでなく、実際に装置を稼動し、作業者がクリーンシステムを使用して作業している最中の清浄度も高く維持することができます。

メリット5手軽に使えるスーパークリーン生成装置

誰でも、どこでも、簡単に、世界最上級ISOクラス1の清浄環境を形成できます。
KOACHは、世界最上級のISOクラス1のスーパークリーンを、「誰でも、どこでも、簡単に導入できる」ことを可能にしたクリーンシステムです。
KOACHは、清浄空気を吹き出すプッシュフードを対向させ、クリーンにしたい場所を挟みこむように設置してスイッチを入れるだけで、そこにISOクラス1のクリーンゾーンを形成します。
特別な建屋や工事を必要とせず、置くだけの簡単設置でスーパークリーンを導入できるKOACHによって、いままでコストや建屋の制限でクリーンルームが導入できなかった人に対して、低コストでISOクラス1のスーパークリーンを提供していきます。

メリット6圧倒的な低ランニングコスト(低消費電力)

消費電力量の比較

画像:比較図
幅7m×長さ20m×高さ2.5m(約140m2)の空間を清浄化するために必要な消費電力量(興研調べ)

1年間の電気代がスタンドコーチの使用で年間約5万円程度になった事例も

従来のクリーンルームの1/3の消費電力で運用可
(フロアーコーチの場合)

給気システムと排気システムの両方を必要とする従来型のクリーンシステムとは異なり、フロアーコーチは給気したプッシュ気流を衝突壁にぶつけ、コンタミナントと一緒に外部に排出することでクリーンゾーンを形成するので排気システムを必要としません。また、その高い排出力から、短時間でクリーンゾーンを形成できるため、作業を開始するまでの準備運転に長い時間を必要としません。
新しい考え方のクリーンルーム「フロアーコーチ」であれば、従来クリーンルームの約1/3の消費電力で運用することができます。

スリープモードなら1/10の消費電力

更にスリープモード※付きのフロアーコーチEzpは、作業休止時に、オープン部分をスライドスクリーンによって閉じる「スリープモード」運転にすれば、通常運転時の1/3以下の電力量でフロアーコーチを運転することができます。
作業を行わない休憩時や夜間、休日などはスリープモードを活用すれば、高い清浄度を維持したままで稼動のための消費電力を抑えることができるため、ランニングコスト(電気代)を削減することができます。
一般的なクリーンルームの消費電力と比較すれば、フロアーコーチの通常運転時で約1/3、スリープモード時には約1/10の消費電力で運転が可能です。

※スリープモードとは

作業休止時に、オープン部分をスライドスクリーンによって閉じる「スリープモード」運転にすれば、通常運転時の30% 程度の電力量でフロアーコーチを運転することができます。プッシュフード本体は、オープン部分のスライドスクリーンが閉まることによるクリーンゾーンの内 圧の変化を感知し、自動で送風量を抑えます。ルーム内は陽圧の状態(常にクリーンな空気がルームの外側へ排出され、コンタミネーションの侵入を防いでいる 状態)が保たれ、清浄度を維持したまま消費電力を抑えることが可能です。

メリット7メンテナンスが簡単!

フィルターは、押さえナットを手でクルクルと回すだけで簡単に着脱可能!
道具不要で、誰でも簡単に交換できます。

それにより、フィルター交換を部外者に依頼しなくてもよいので、セキュリティ面でも安心です。

さらなる飛躍、ビジネスチャンスへ

この、次々と常識を書き換えている「オープンピュリファイング(清浄化)テクノロジー」は、貴社の技術力をさらに引き出し、より高度な商品展開を可能とします。いち早く導入して、他に先駆けた商品展開・技術力の向上を可能とするビジネスチャンスを逃す手はありません。

ショールームでKOACHを体験する

こんな業種に

最先端の産業・研究分野で続々と採用されています!

シリコンウェーハ、フォトマスク、半導体(基板工程・組立工程)、液晶、ハードディスク、プリント基板、精密機械、医薬品製造、病院、食品、飲料、化粧品、宇宙産業、バイオテクノロジー、遺伝子研究

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